■全清連、令和元年台風19号による被災地支援に出動
=長野市・千曲市で延べ13日間、458人、317台展開=

令和元年10月12日に猛烈な勢力を維持したまま伊豆半島に上陸した台風19号は、関東や甲信、東北地区に記録的な大雨をもたらし、各地で堤防決壊、河川の氾濫を引き起こすなど甚大な被害をもたらした。(一社)全国清掃事業連合会(全清連・三井弘樹会長)は環境省の要請に基づき、災害廃棄物処理支援ネットワーク(D.waste-Net)の初動対応メンバーとして、とくに被害が大きかった地域のひとつである長野市、千曲市の災害廃棄物処理支援活動に出動した。支援は第1陣が10月26日〜11月1日、第2陣は11月2日〜7日までそれぞれ現地に入り、13日間にわたり人員延べ458人、車両231台、重機86台という規模で作業を展開。市内に積み上げられた災害廃棄物5479立方メートルを、市が指定する仮置き場まで運搬した。 (続きはこちらから)

■平成30年度
大規模自然災害等の被災地域支援活動に対する災害対応支援環境大臣表彰式
環境省は12月19日、平成30年7月豪雨、北海道胆振東部地震、台風21号などの被災地域に対し、災害廃棄物処理や被災ペット対策などのために人的、物的協力等の支援活動を行った団体および自治体に対して、その活動をたたえ、社会に広く知らせるため環境大臣から表彰状を授与した。
災害廃棄物関係で表彰状を授与されたのは(一社)全国清掃事業連合会をはじめ18団体と116自治体。午前9時半から環境省第1会議室で行われた表彰式では、主催者を代表して原田環境大臣が次のようにあいさつを述べた。「今年は7月豪雨や台風21号など大きな自然災害が相次ぎ、日本列島に甚大な被害をもたらしました。すべての被災地の皆様にお見舞い申し上げます。こうした中、皆様におかれましては、被災地での片付けごみや災害廃棄物の収集運搬、あるいは災害廃棄物処理計画策定に対する技術支援、アスベスト対策、また資機材等の提供など様々な活動に精力的に取り組んでこられました。心から感謝申し上げます。本日はそのご貢献を社会に広く知らせるため表彰式を開催するものです。被災地の一日も早い復旧復興実現と、今後予見される様々な自然災害に備え、今後とも変わらぬご支援ご協力をお願いいたします」。

挨拶を述べる原田環境大臣 |

あきもと環境副大臣(左) から三井会長に表彰状が手渡された |
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■熊本地震の震災廃棄物
●全清連、処理支援に向かう

4月14日に震度7の地震が発生し、その28時間後の16日にも震度7の地震に見舞われた「熊本地震」。現地では発災当初、食料・水・トイレ・住居などの確保難に陥ったが、それと同時に地震によって発生した震災廃棄物の処理に困り果てていた。環境省から全清連に支援準備の要請が入る。熊本市からは支援要請が届いた。これを受けて全清連は急きょ体制を組み、余震が続く熊本市に向かった。 (続きはこちらから)

■東日本大震災の被災地支援について
このたびの東日本大震災では多くの尊い命が失われました。亡くなられた方々に哀悼の意を捧げるとともに、被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。
支援の輪が広がりつつあります。全清連も微力ではありますが、あらゆる震災廃棄物の撤収処理を行なうべく被災地に駆けつけます。くじけてはいけない。日本中のみんなが震災復興に向け力を結集して、この国難を乗り越えていきましょう。

■ブタインフルエンザ及び新型インフルエンザ対策について
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