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ニュース 第51号 平成21年(2009年)11月25日

=全清連21年度「全国研修大会」特集=

強い信念と自信、誇りを持ち続けて問題を乗り切る
一般社団法人・全国清掃事業連合会(三井崇裕会長)は10月16日、東京千代田区の砂防会館で、全国から650名の会員が参加して平成21年度の「全国研修大会」を盛大に開催した。来賓には地域廃棄物適正処理推進議員連盟(会長・中川秀直衆議院議員)から西野あきら副会長、竹本直一事務局長、自民党の石破茂政調会長らが出席、大会の成果に期待する祝辞を述べた。石破政調会長は「廃棄物区分の見直し問題は、マニフェストなどで正当化されるものではない」と述べ、民主党政策集の問題点を指摘した。
大会の冒頭、三井会長は「民主党の政策集には廃棄物区分の問題が取り上げられているが、強い信念と自信、誇りを持ち続け、この問題を乗り切る考えでいる。大会では方針を明確に打ち出し、我々が地域の環境を守るという気持ちをもち続けていきたい」と、会場の参加者に呼びかけた。
来賓では、西野議連副会長、竹本議連事務局長、野田聖子衆議院議員、石破自民党政調会長、吉村剛太郎参議院議員、荒木清寛参議院議員、浅野勝人参議院議員らがあいさつに立った。また中央官庁からは環境省の南川秀樹官房長、経済産業省の横山典弘リサイクル推進課長、農林水産省の新井ゆたか食品産業企画課長が出席し、あいさつを述べた。

環境省・名倉良雄課長補佐が講演で一廃制度の重要事項を説明
大会では環境省の名倉良雄廃棄物対策課長補佐が特別講演。名倉課長補佐は(財)日本環境衛生センターが改定した「新版廃掃法の解説」を中心に、明治時代の「汚物掃除法」から始まる市町村の処理責任、公衆衛生の向上から環境保全や温暖化対策など新たな目的が加わるものの、廃掃法は適正処理の推進が基軸にあることなどを強調。近年の一廃制度の重要事項について説明した。

4団体が地域活動の事例発表
情報交換の中心となる事例発表は、環境とちぎ協同組合、愛知県地域環境創造協会、大阪府清掃事業連合会、福岡県清掃事業協同組合連合会の4団体の代表者が、業務委託と入札問題への取組み、競争入札撤回の実例、6.19通知の周知活動などについて成果を報告した。本紙では「愛知県田原市における委託業務の競争入札撤回実現の取組みについて」(愛知県地域環境創造協会)を掲載。

当面の事業方針・区分見直し問題への対応など
当面の事業方針は全清連・山田専務理事が説明。山田専務は「区分見直し問題」「6.19重要事項通知の周知活動の徹底」「組織の強化拡大」の3点を提起した。
「廃棄物の区分見直し問題」については、民主党がその政策集(インデックス)で、一般廃棄物と産業廃棄物の区分を見直し、事業者が排出する廃棄物はすべて事業系廃棄物とすると打ち出している。これは廃棄物の区分を見直し、事業系一般廃棄物の産業廃棄物化を意味する。つまり事業系一般廃棄物の「業」が消滅してしまう。これには我々は断固反対をしていく。「反対するところの論点をあらゆる機会を通じて、民主党の政策立案部局、ならびに環境大臣に対して伝える取組みをしてまいりたいと考えています。現時点での検討している活動が事態の打開につながらない場合はどうするか。その場合はまさに業がなくなってしまうのですから、目の前の仕事を中断してでも東京に結集して、環境省、民主党本部など必要と思われるところすべてに請願行動を取っていかざるを得ないだろうと思います。それぐらい重要な問題であるということを、わかっていただきたい」と山田専務は強調した。
また、「6.19重要事項通知の周知活動の徹底」については、平成21年度事業計画に盛り込まれている行政と業界の合同研修会の実現に向けてなお一層の努力をしていくとし、「我々の業は仲間と連携しなければ存続し得ない、そういう宿命を背負っているというふうに考えていただく必要がある」。そのためにも「組織を強化拡大」し、生業を守っていかなくてはならないとした。

新規加入団体のご紹介
昨年の研修大会以降、全清連に加入された団体会員の代表者の方々、ならびに今後全清連への入会を検討されており、オブザーバーとして出席いただいた同業の方々を壇上でご紹介し、あいさつをいただいた。
【新しく加入された団体会員】
山形環境保全協同組合、徳島県清掃事業連合会、福島市環境サービス協業組合

占部敏治理事に環境大臣賞 
「3R推進全国大会」(主催:環境省、3R活動推進フォーラムなど)が10月16日から3日間にわたり千葉市で開催され、当連合会の占部敏治理事(福島県)が平成21年度循環型社会形成推進功労者等環境大臣表彰を受けた。占部理事は、全清連の3R推進担当として先頭に立ち、全国445会員企業に対する循環型社会づくり・3R推進の啓発活動に携わってきたことが高く評価された。

訃 報
地域廃棄物適正処理推進議員連盟の初代会長で農相、通産相、外相、総務庁長官などを歴任された武藤嘉文元衆議院議員が、11月4日膵臓がんのため東京江東区の(財)癌研究会有明病院で逝去された。岐阜県出身。享年82歳。葬儀は6日正午、東京目黒区碑文谷の碑文谷会館で執り行われた。喪主は長男の嘉行氏。なお、12月1日に岐阜市岐阜グランドホテルにおいて「お別れの会」が行われた。

※内容の詳細については「全清連ニュース」第51号をご覧ください。

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