●規制改革会議に関する緊急のご要望 NEW!
〜容リ制度の材料リサイクル業者、存亡の危機〜
2月25日に開催された政府の第3回「規制改革会議」において、同会議委員の佐久間氏(新日鉄住金常務)から「容リ法」に関して看過できない要求が書面意見として提出された。容リ制度のプラスチック容器包装の入札制度において、「材料リサイクル」に50%の優先枠を設定しているこの制度は、検証(見直し)が必要との意見だ。優先枠撤廃――とも受け止められる。材料リサイクル業者は存亡の危機に立たされている。こうしたことから全国清掃事業連合会は3月26日、三井崇裕会長名で地域廃棄物適正処理推進議員連盟会長の石破茂衆議院議員あてに要望書を提出した。要望書では「規制改革会議」およびエネルギー・環境WGのメンバーには前出の新日鉄住金の佐久間常務のほか、花王の小林部長というケミカルリサイクル推進側のみが委員として参加しており、材料リサイクル側からは委員が選出されていないため公正・中立な議論は到底望めない。直ちに委員の構成、審議スケジュールの是正をお願いしたい――など3項目を要望している。提出した要望は次の通り。< PDF 1398KB>
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